管楽器とイス軸法|ホルン・法螺貝で体軸と呼吸の変化を検証


東京・新大久保でイス軸法パーソナルレッスンを行っている須田竜太です。

イス軸法というと、スポーツや武術で活用するイメージを持っている方も多いと思います。

自分自身がカポエイラ指導者ということもあり、実際に格闘家や武術家への指導は多いのですが、イス軸法と相性がいいと感じている分野がもう一つあります。

楽器演奏です。

これまでサックス奏者、プロのトランペット奏者、コントラバス奏者などにもイス軸法を教えてきました。

そして今回は、元ホルン奏者の後藤勉さん。

ホルン奏者の後藤勉さん
ホルン奏者へのイス軸法レッスン

しかも持ってきた楽器が、

法螺貝。

かなり特殊なパーソナルレッスンになりました。

元ホルン奏者が法螺貝に苦戦

後藤さんはカポエイラ・テンポの生徒でもあり、我々の大久保アカデミーアを作る際にも中心となってくれた方です。

現在は主に内装業をしていますが、昔は演奏家。ホルン奏者としてスタジオミュージシャンもやっていました。

宇宙戦艦ヤマト、ドラえもん、サザエさん、風の谷のナウシカ、アルプスの少女ハイジなど、様々な作品の楽曲にも参加していたそうです。

現在も楽器を続けているのですが、最近挑戦しているのが法螺貝

これが、長年管楽器をやってきた後藤さんでも難しい。

流派などによって違いはあるようですが、後藤さんの吹き方では口の左側に法螺貝を当て、独特な唇と舌の使い方で息を送り込みます。

特に難しいのが高い音。

高音を出そうとすると顎などに力が入りやすい。でも、力んでしまうとうまく音が出ない。

そこで、

「イス軸法で体軸を調整したらどうなる?」

を実際に試してみることにしました。

体軸を変えながら何度も吹き比べる

自分のパーソナルレッスンでは、ビフォーアフターをかなり重視しています。

今回も、

イス軸法をやる前に法螺貝を吹く

イス軸法で体軸を調整する

もう一度吹く

体軸を抜く

もう一度吹く

という比較を行いました。

後藤さんは以前からイス軸法体験会などにも参加していて、基本的な上下軸についてはすでに指導しています。

今回はパーソナルレッスンなので、さらに細かい部分まで調整していきます。

イス軸法で体軸を調整して法螺貝を演奏

すると本人がすぐに違いを感じました。

高い音の成功率が上がり、しかも楽に吹ける。

イス軸法後に吹いた瞬間、

「おっ!?違うぞ?」

という感じで眉が上がったのが面白かったです。

もちろん、これは後藤さん個人が今回のレッスンで感じた変化です。

でも、だからこそ自分のレッスンでは「説明して納得してもらう」だけではなく、実際に体軸の状態を変えて比較してもらうことを大事にしています。

呼吸だけでも違いを比較

法螺貝だけではありません。

楽器を持たず、

体軸を抜いて呼吸する

体軸を調整して呼吸する

という比較も行いました。

後藤さんの身体を見ていても、呼吸の入り方に違いが出ます。

本人の感覚としても違う。

自分がイス軸法を指導しているプロのトランペット奏者も、この体軸と呼吸の感覚をかなり気に入っていました。

管楽器では息を使います。

しかし、「たくさん吸う」「強く吐く」ということだけではなく、その呼吸をする身体がどういう状態なのかも大事なのではないか。

自分は楽器演奏の専門家ではありません。

だからこそ演奏技術そのものを教えるのではなく、イス軸法インストーラーとして演奏する人の身体を調整するという方向からアプローチしています。

呼吸や発声と体軸の関係については、声楽家へのパーソナルレッスンでも検証しています。
「声楽・発声とイス軸法」の実例はこちら

古いホルンでもビフォーアフター

最後は後藤さんの本職だったホルンでも試しました。

使用したのは古いタイプのホルン。

古いホルン演奏でイス軸法のビフォーアフターを比較

普段練習しているモーツァルトのホルン協奏曲第2番を、体軸の状態を変えて吹き比べてもらいました。

これも面白かったです。

自分が聴いていても、イス軸法後の方が音が滑らかでまろやかに聞こえました。

そして演奏している本人からも、

「楽に吹ける」

という感想が出ました。

演奏している本人にしか分からない身体感覚があります。

イス軸法によって、その違いを自分自身で発見してもらえたことが、今回一番面白かったところです。

楽器演奏にもイス軸法

イス軸法パーソナルレッスンでは、「決められたことだけをやる」というより、その人が実際にやっていることを持ち込んでもらって検証することがあります。

格闘技なら構えたり、押したり、蹴ったり。

筋力トレーニングなら実際の動作。

そして演奏家なら、今回のように楽器を持ってきてもらって、その場で吹いて比較することもできます。

その方が変化が本人にも分かりやすいからです。

今回も、

体軸が違うと、自分の演奏がどう変わるのか?

を何度も体験してもらいました。

その上で、

「では、この状態を自分で再現できるようになるために、基本のイス軸法を続けていきましょう」

というのが自分のパーソナルレッスンの考え方です。


東京・新大久保でイス軸法パーソナルレッスンを行っています

スポーツや武術に限らず、楽器演奏、呼吸、発声などで身体の使い方を確認してみたい方もご相談ください。

「まずはイス軸法を体験してみたい方はこちら」

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須田竜太
東京新宿区、新大久保エリアのGENスポーツパレスで活動するイス軸法インストーラー。 本職はカポエイラの先生。カポエイラの道場でイス軸法レッスンをしています。

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