東京・新大久保でイス軸法パーソナルレッスンを行っている須田竜太です。
自分のイス軸法レッスンには、武術・格闘技をやっている方がかなり来ます。
空手、合気道、太極拳、ブラジリアン柔術、MMAなど色々。
そしてもちろん、少林寺拳法をやっている方も来ています。
少林寺拳法は、突きや蹴りなどの剛法だけでなく、相手と接触して行う柔法もあります。
なので、イス軸法で体軸を調整した前後の違いを試すのが面白いんですよね。
突く時は?
蹴る時は?
相手から力を受ける時は?
実際に少林寺拳法で普段やっている動きを使って、色々と試しています。
少林寺拳法そのものを教えるわけではありません
最初に言っておくと、自分は少林寺拳法の先生ではありません。
なので、少林寺拳法そのものを教えることはできません。
レッスンでは逆に、
「普段どういうことをやっているんですか?」
「それ、自分にやってみてください」
と本人に教えてもらいます。
その上で、自分がイス軸法の視点から身体を見る。
普段通りやってもらう。
イス軸法で体軸を調整する。
もう一度、同じことをやってもらう。
これを繰り返します。
少林寺拳法の技術を変えるのではなく、
「いつもの少林寺拳法を、体軸を調整した身体でやったらどうなる?」
を試すわけです。
突き・蹴りで体軸を比較
少林寺拳法には突きや蹴りがあります。
なので、これは当然やります。
例えば回し蹴り。
まずは普段通り蹴ってもらいます。

次にイス軸法で体軸を調整する。
そして、もう一度同じように蹴ってもらいます。
蹴る本人には、
身体の安定感はどうか。
軸足はどう感じるか。
蹴った時の身体のブレはどうか。
力の伝わり方はどうか。
などを確認してもらいます。
そして自分はミットを持つ。
受ける側からも違いを確認します。
体軸を調整したからといって、急に少林寺拳法の蹴りが上手くなるわけではありません。
蹴りの技術は、少林寺拳法の先生から習うものです。
でも、
同じ人。
同じ技。
同じ身体。
そこで体軸の状態だけを変える。
そうすると、本人にも受けている自分にも違いが分かることがあります。
突きでも同じように試せます。
そもそもミットを受けている自分の反応が全然違うんですよ。
浸透するんですよ!
筋肉で耐えるのと、体軸で耐える
逆方向の実験もします。
攻撃する側ではなく、
「力を受ける側」
です。
例えば相手から押してもらう。
まずは筋肉を使って頑張って耐えてみる。
次にイス軸法で体軸を調整して、余計な力を入れずに受けてみる。
これも面白いです。
「耐える」と言われると、普通は力を入れたくなりますよね。
自分もそうです。
倒されたくない。
動かされたくない。
だから頑張って身体を固める。
でも、
「筋肉を使って身体を固めて耐える」
のと、
「体軸が調整された状態で安定する」
のは同じではありません。
あえて力む。
力を抜く。
体軸を調整する。
色々な状態を作って、同じ力を受けてみます。
どれが一番安定するのか。
どれが一番楽なのか。
本人の身体で比較してもらいます。
こういう実験は、合気道やブラジリアン柔術などをやっている方へのレッスンでもよくやっています。
合気道とイス軸法|小手返しなどの技で体軸と身体の使い方を検証
ブラジリアン柔術とイス軸法|力に頼らない身体の使い方を柔術家が実践
技をかける側にも、受ける側にも体軸
少林寺拳法のように相手と接触する武術では、
「技をかける側」
だけではなく、
「技を受ける側」
の身体も面白いです。
技をかける人の体軸を調整する。
受ける人の体軸を調整する。
両方調整する。
片方だけ体軸を抜く。
色々やってみます。
そうすると、
「さっきと同じ技なのに違う」
となることがあります。
自分のレッスンでは、こういうことをかなりやります。
一方的に、
「イス軸法をやったから良くなりました!」
では面白くない。
わざと体軸を抜いた状態に戻して、もう一度やってもらうこともあります。
そしてまた調整する。
行ったり来たりしてみると、本人も違いが分かりやすいんですよね。
特にレッスンを何回も受けている人は、体軸が調整されている状態が普通になっているので
「体軸のおかげなのかなんなのかもう良くわからない」
と言う状態になる人が多いです。
なのでそう言う時はガンガン体軸を抜きます!
そうするとイス軸法をはじめる前の自分の状態になるので、どれだけ力んでいたかなどがわかるのですね。
力を入れることと、力が伝わること
武術をやっている方へのレッスンでよく出てくるのが、
「力を入れることと、相手に力が伝わることは同じなのか?」
という話です。
強く突こう。
強く蹴ろう。
相手を動かそう。
そう思えば思うほど、身体に力が入ることがあります。
でも、頑張って力を入れたからといって、その力が全部相手に伝わっているとは限りません。
なので、
思いっきり力んだ状態。
力を抜いた状態。
体軸を調整した状態。
それぞれで同じことをやってみる。
すると本人も、
「こっちの方が楽なのに伝わる」
「これは頑張っているけど思ったほど伝わっていない」
など、色々なことに気づきます。
このあたりは空手やブラジリアン柔術などでも共通して試しているところです。
少林寺拳法の技術はそのまま
ここは大事です。
イス軸法は、少林寺拳法の技術に置き換わるものではありません。
少林寺拳法には、長い時間をかけて作られてきた技術があります。
当然、それは少林寺拳法の先生から習ってください。
自分がやるのは、その技術をイス軸法に変えることではありません。
普段習っている少林寺拳法をそのままやる。
そこに、
「体軸を調整した自分の身体」
を持ってくる。
そして何が変わるのかを確認する。
自分は少林寺拳法について教えてもらう。
自分はイス軸法について教える。
お互いの専門を持ち寄って、実際に身体で試してみる。
武術・格闘技をやっている方へのパーソナルレッスンでは、このやり方をよくしています。
おまけで「握手落とし」も実験
そして少林寺拳法そのものとは別に、レッスンではこんな実験をすることもあります。
例えば「握手落とし」。
握手した状態から相手を崩す、体軸の違いが分かりやすい実験です。
これは少林寺拳法の技ではありません。
あくまで体軸の使い方を確認するためのおまけです。
まず普通にやってみる。
次にイス軸法で体軸を調整してやってみる。
今度は体軸を抜いてやってみる。
そして、また体軸を調整する。
同じことを何度も繰り返します。
すると、
「腕の力で相手を動かそうとする場合」
と、
「体軸を活かして身体を使った場合」
で、かける側も受ける側も違いを確認できます。
こういう実験は、少林寺拳法に限らず武術・格闘技をやっている方へのパーソナルレッスンでよくやります。
時間があれば、こういう遊び……
いや、人体実験も色々やります。
そして受けながら良く叫んでいます。体軸おそろしい。
少林寺拳法にイス軸法を活かしてみたい方へ
東京・新大久保のイス軸法パーソナルレッスンでは、少林寺拳法をはじめ、様々な武術・格闘技をやっている方にイス軸法を指導しています。
基本のイス軸法を覚えるだけではなく、
「普段やっている技で試したい」
というのも大歓迎です。
少林寺拳法なら、いつも練習していることを自分に教えてください。
技も受けます。
ミットも持ちます。
押され役にもなります。
その上で、
「イス軸法で体軸を調整する前と後で何が変わるのか?」
を一緒に試しましょう。
少林寺拳法の技術はそのまま。
体軸を調整すると、自分の身体の使い方や相手に伝わる感覚がどう変わるのか。
自分自身の身体で確認してみてください。
東京・新大久保でイス軸法パーソナルレッスンを行っています
少林寺拳法にイス軸法を取り入れてみたい方は、お気軽にご参加ください。
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